| ランドセル選びのコツを、ランドセルメーカーに聞いた(第1回) |
「最近のトレンドはなんなの?」「ナニがどう変わったの?」という素朴な質問、現代におけるランドセル事情を、ランドセルメーカー「株式会社 榮伸(えいしん)」の代表取締役社長、古内英樹さんにうかがいます。
古内:ハハハ(笑)、パっとした見た目は、たしかにそうかもしれません。実は毎年モデルチェンジしているんですよ。
大きく変わったところといえば、かつてのランドセルは教科書がB5版でつくられていたことにあわせて現在より小さめですが、今はA4版が入るサイズに拡大されました。とはいえ、素材や製造方法の進化によって、重さは軽くなっています。
イ:ところで、ランドセルの機能は進化しているのでしょうか?
古内:ランドセルは6歳から12歳まで使います。その間のお子様は成長が著しいので、最初は大きく見えたランドセルも、どんどん小さくなっていく。つまり、お子さんにとっては窮屈なものになってしまってはダメです。その点に注力した様々な機能を付与しました。
イ:身長や体格が大きく変わっても、負担をかけずに背負えるような機能、ということですか?
古内:その通りです。お子様の体格は身長、つまり高さと、体格や服装の変化による幅の変化が大きい。弊社のランドセルは、肩ベルトがランドセル本体に接続する部分に「フィットちゃん」という機能がついています。フィットちゃんはベルトが体にあたる面積を従来に比べて約10%拡大することで、お子様の肩にかかる重量を50%軽減させました。
同じ部分に「スライド背カン」機能もついています。こちらは、肩ベルトが扇型にスライドするので、体格の変化に肩ベルトを合わせることができます。
イ:そんな気の利いた機能、私のランドセルにはなかったです(笑)
古内:肩まわりの負担だけではありません。実は、ランドセルの負担は腰にも影響を与えやすいので、肩ベルトと本体下部を接続する部分に「スライドロック」機能がついています。これは接続部分の幅を最大20mm拡大することができ、胴回りが成長しても、腰が窮屈になることがありません。弊社の主力機能のひとつです。(続く)
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